水天宮はどんな神社?
東京やハワイをはじめ全国にお祀りされている水天宮の総本宮。
全国的に有名な安産の神社です。
水天宮は安徳天皇の母である高倉平中宮に使えていた女官、按察使局(あぜちのつぼね)が壇ノ浦の戦いの後に水天を祀ったのが始まりとされています。
御祭神は
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
安徳天皇
高倉平中宮(たかくらたいらのちゅうぐう)
二位の尼
水の神として農業・漁業・船舶業者のみならず、子供の守護神、安産、子授の神としても人々の信仰が篤く、
特に戌の日は安産祈願の参拝客で県内だけでなく全国から人が訪れます。
なぜ水天さんが安産祈願の神様なの?
Wikipediaによると
『仏教の神(天部)である「水天」の信仰は、神仏習合時代には「水」の字つながりで「天之水分神・国之水分神」(あめのみくまりのかみ・くにのみくまりのかみ)と習合していた。
ミクマリノカミは本来は子供とは関係なかったと思われるが、「みくまり」の発音が「みこもり」(御子守り)に通じるというので「子育て」の神、子供の守り神として信仰されるようになった。』
とのことです。
※他にも諸説があるようです。
水天宮の安産祈願はいつ行けばいい?
水天宮に関わらず、安産祈願は戌の日に行うことが多いです。
これは犬が十二支の中の動物の中で多産であることからだとされています。
水天宮に戌の日にお参りすると親子御守がいただける!
通常の品は
「水天宮のお札、お守り、水天宮の塩、八女茶」
ですが、戌の日の安産祈願に限り「親子御守」がいただけます。
水天宮の戌の日のお参りで注意したいのは人の多さ!?
戌の日の水天宮は遠方からも多くの人が訪れます。
やはり全国的に有名な安産のスポットですので、いつもより少々時間がかかる事に関しては注意しましょう!
水天宮の安産祈願の申し込みから当日の流れまで
1.申し込み~事前予約は必要なし!~
福岡県久留米市の水天宮で安産祈願を受ける場合、事前の予約は必要ありません。
受付時間は9時~16時です。
ただし、神社の祭典と重なる場合などはお祓いが出来ない場合もあるので、特に遠方の方などは念のため事前に問い合わせておきましょう。
2.当日の持ち物・服装
・祈願料(初穂料・玉串料) 5,000円~(※腹帯付きの場合は7,000円~となります)
・腹帯(ご自身で用意される場合)
・社殿内は暖房設備がないので妊婦さんは暖かい格好を
当日の持ち物は御祈願料と腹帯です!御祈願料はのし袋や封筒に包んで持っていくと丁寧です。
腹帯に関しましては事前にご自身で用意をして持っていくか、当日腹帯付きのご祈祷を申し込まれるといいでしょう。
腹帯付きのご祈祷の場合、祈祷料が7,000円~となるので注意が必要です!
のし袋の表書きの仕方はこちら!
3.水天宮への行き方(交通手段)
住所
電車の場合
JR久留米駅 水天宮口より徒歩(約10分)
西鉄久留米駅 タクシー(約10分)
お車の場合(無料の駐車場あり!)
・九州自動車道
鳥栖I.Cから約12Km(約20分)
久留米I.Cから約22Km(約20分)
・長崎自動車道
東脊振I.Cから約25Km(約30分)
4.社務所へ行き受付を済ませましょう!
安産祈願をお願いしたい旨を伝え、ここでご祈祷料(初穂料・玉串料)を納めます。
また、持参した腹帯がある場合は、ここで預けましょう。
案内に従い、いよいよごご祈祷となります。
5.本殿へすすみご祈祷
住所、名前と出産予定日を1人1人読み上げながら、ご祈祷をしてくださいます。
所要時間は同時に祈祷を受ける人数にもよりますが概ね20~30分程度のようです。
6.記念撮影など
安産祈願は生まれてくる赤ちゃんにとって、また妊婦さん、お父さんにとっても特別な行事の1つです。
お子さんの誕生から成長を振り返ることができるのはとても素敵なことですよね。
記念すべき日を、写真や映像に残しておくのもおすすめです!
お参りに行きたいけど行けない…そんな時は通信祈願という手段もあり!
遠方であったり様々な都合で水天宮まで来られないという方は、FAX等で申し込みが可能です。
1.申し込みフォームまたはFAXなどで申し込み
・専用フォームはこちら
・FAXの場合は必要事項を記入
- 妊婦様のご氏名(生年月日)
- 配偶者様のご氏名(生年月日)
- ご住所
- ご連絡先(電話番号)
- ご出産予定日
- ご希望祈願日(戌の日などをご指定の場合)
- 水天宮安産腹帯(さらしタイプのみ)の授与の有無
- 御神札御守およびご請求書のお送り先(1~4と異なる場合)
2.水天宮で御祈願
3.祈祷済みのお札を郵送(請求書も含む)
以上のような流れとなっています!
なかなか久留米市の水天宮まで来れない方や、時間や体調面で不安のある方はこちらもぜひ活用されてはいかがでしょうか?
その後 赤ちゃんが生まれたら
お宮参り(初宮参り) ~生後約1ヵ月~
赤ちゃんが初めて神社にお参りする初宮参りは氏神様に誕生の報告と御礼をし、
今後の健やかな成長を神様に見守ってもらうようにと祈願するものです。
一般的に男子は30日目、女子は31日目に参拝しますが、地域によって異なります。
赤ちゃんの体調等を考慮し、これらの期日の前後で、日を選んでお参りしましょう。
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